少年鑑別の方法と種類

少年鑑別には大きく分けて2つの種類があります。収容鑑別と収容鑑別以外の鑑別です。
まず、保護観察の決定が下され少年鑑別所に入所した少年に対しては以下のような項目を調べ検討し判定を行います。オリエンテーションとして入所時の調査、第一回目の鑑別面接(必要があれば鑑別方針決定以後もあります)、集団方式の心理テスト、鑑別の方針決定、必要な場合は個別方式の心理テストも行い、判定会議となります。判定会議では入所時から実施している意図的行動観察、医学的検査・診断の結果、さらに外部からの情報を含めて検討を行います。そして在宅保護(保護観察など)、収容保護(少年院送致など)、その他の鑑別判定などを下します。少年の資質の特徴、非行の原因、改善更生に関する処遇指針などと一緒に、鑑別判定の結果は鑑別結果通知書に記載されます。鑑別結果通知書は家庭裁判所に送られ、審判の資料となります。審判で保護処分が決定された場合、少年院や保護観察所に送付され処遇の参考となります。
収容鑑別以外には家庭裁判所からの請求による在宅鑑別、法務省関係機関の依頼鑑別、市民や団体などからの依頼を受けて行う一般少年鑑別があります。在宅鑑別は少年鑑別所に入所せず少年の家庭で生活し、鑑別を行うために家庭裁判所や少年鑑別所に来所することとなります。法務省関係機関からの依頼による鑑別項目は、対象となる少年の資質識別、個別または集団式の心理テストの実施、処遇指針計画の作成・変更に関する調査などです。一般少年識別の内容は性格調査、しつけや生活指導などケースによって様々です。

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