少年鑑別所と少年刑務所の違いを比較

少年鑑別所は,非行少年を家庭裁判所の審判により、原則四週間収容する施設です。収容されている間に非行少年を調査鑑別し、保護処分が決定されます。
この施設では、少年たちが非行をするようになった原因や、更正する方法や手段を、医学・心理学・教育学などの専門的知識や技術によって分析・解明していきます。その分析結果は,その後の少年の審判や少年刑務所、保護観察所での指導などに活用されます。
非行少年に関わる以外に、地域の青少年の健全育成のための活動をしています。子どもに悩みをもつ保護者や学校の先生の相談に応じたり、または青少年の相談にのって非行に走ることのないよう、指導しています。市民が利用しやすいように、環境に配慮された相談窓口が設けられています。
少年刑務所は、26歳未満の受刑者を収容する刑務所です。名称が少年となっていますが、収容されているのは成人の方が少年より多いのが実情です。居住は成人と少年とは別になっており、犯罪傾向の強い成人受刑者に、悪い影響を受けないよう配慮されています。少年受刑者は、更正できる可能性が成人より高いため、更正を重視した教育的処遇が優先内容として行われています。
鑑別所で、収容した非行少年の調査鑑別の結果を受けて、収容される少年刑務所は、矯正施設です。

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