少年鑑別所と少年院の違いを比較

少年鑑別所は、家庭裁判所にて少年審判を行なう前に、審判を受ける少年の非行性や性格などを鑑別するための施設です。
この施設は日本国内に52カ所あり、ここでは、補導や検挙された動機や今後の更生計画などを検討し、専門的な知識や技術によって明らかにしていきます。
家庭裁判所の家裁調査官によって、対象少年の情報収集が行なわれ、収監中に家裁調査官との面接が行なわれます。
収監されてから処分が決定するまで、4週程度となりますが、鑑別所では25日から30日以下であることが通常でしょう。
一方、良く誤解される少年院はと言えば、警察での取り調べが行なわれ、社会での更生が難しいと判断された場合にこの施設に送致されます。
家裁調査官との面接、鑑別所内での生活態度等の結果を考慮し、送致するかしないかなどが決められます。
鑑別所は、対象となる少年を社会から隔離した上で、矯正が必要か否かを判断する施設で、鑑別結果から少年の更生が困難と判断した場合に送致される矯正施設の違いがあります。
この両施設は、更生を目的とする施設ですが、刑事裁判にかけられ、懲役や禁固などの刑罰を科すことほうがふさわしいと判断された場合に収容される少年刑務所とは概念上大きく違うものです。

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